アメリカで人気の日本アニメランキングベスト10 [2025年夏]

海外でも人気の日本製アニメ。

2025年秋になり、恒例となりました、

アメリカファンが選んだ2025年夏アニメ人気ランキングベスト10

のご紹介です。

基となっているのは、

アメリカの アニメ専門サイト 10サイト

です。（記事の最後にリンクがあります。）

選ばれている数が多い６〜のサイト：ベスト３は３ポイントで４位と５位は２ポイント、以下10位まで１ポイント（順位無しは全て２ポイント）
選ばれている数が少ない〜５のサイト：１位３ポイント、以下２ポイント（順位無しは全て３ポイント）

で集計させていただきました。

また、いつもの様におまけで

ワーストとして選ばれていたアニメ

もご紹介します。

アメリカ人はこんなアニメが好きなのね、という意外な結果？をお楽しみ下さい。

※使われている画像はAmazon.co.jpのものです。クリックで視聴サイトに飛びます。

今回このランキングをまとめるにあたり、上がったアニメの数は33本。
１、２、３位の作品が票を離していて、４位以降はドングリの背比べという感じでした。

さて、お気に入りのアニメは入っているでしょうか？
同率９位からの発表です。

同率９位：２作品

８ポイントで９位です。

ぐらんぶる Season 2

３か所で名前が上がり、ベスト３内が２つありました。

井上堅二原作・吉岡公威作画の漫画のアニメ化です。
大学のスキューバダイビングサークルで、酒と裸を愛する学生達の物語。

2025年７月から放送が始まり、９月に終了しました。
３期の制作が決定しています。

ぐらんぶるは歴代コメディアニメの中でも一番好きな作品の一つ、こんなに時間が経って２期が制作されるなんて本当に嬉しい。
あの狂気も、あのクレイジーな表情も、もちろん、あの酒も戻ってきている。
想像できる限りのぶっ飛んだ会話を繰り広げ、最高にイカれたギャグを繰り出しておきながら、次の瞬間には青春と人生について真摯な教訓を教えてくれたりする。
あと内田真礼（奈々華役）と内田雄馬（伊織役）が実在の兄弟だって知ってたから、二人のキャラクター間のぎこちないシーンがずっと面白い。

怪獣８号 Season 2

４か所で名前が上がり、ベスト３内が１つありました。

松本直也原作の漫画のアニメ化です。
怪獣大国の日本、防衛隊に合格できず鬱屈した日々を送っていたカフカのバトルアクション。

2025年７月から放送が始まり、９月に終了しました。

シーズン1を基盤に、驚異的なアクションを繰り広げながら、カフカの旅路を新たなレベルへと押し上げました。
今シーズンは、四ノ宮功の死によってカフカとキコルがさらに強くなるという、深い感動を呼び起こすエピソードも描かれました。
防衛軍と人類にとって史上最大の戦いへと繋がるクリフハンガーで幕を閉じた今シーズンは、迫力満点のシーンが満載で、夏のベストシーンの一つとして際立っています。

８位：Dr.STONE SCIENCE FUTURE 第2クール

９ポイントで８位です。
５か所で名前が上がり、ベスト３内が１つありました。

原作：稲垣理一郎、作画：Boichiの漫画のアニメ化です。
地球上の全人類が一斉に石化、3700年後に目覚め、文明を再建しようとするSFサバイバル。

2025年７月から放送が始まり、９月に終了しました。
2026年に分割３クールの３クール目が始まります。

ストーリーは一貫して優れているものの、これまで他の人気アニメを凌駕するような爆発的な要素に欠けていました。
今期では、千空たちが石化の謎を解き明かそうとする中で、Dr.ゼノの軍勢に追われる姿を描いています。
驚異的なテンポ、見事な演出、シリーズ屈指の名シーンの数々により、ファンの期待に応える感動的なクライマックスを描き出すことに成功しました。

７位：サイレント・ウィッチ沈黙の魔女の隠しごと

10ポイントで７位です。
６か所で名前が上がり、ベスト３内が１つありました。

依空まつり原作のラノベのアニメ化です。
世界で唯一の無詠唱魔術の使い手である少女が、第二王子護衛のために学園に編入するファンタジー。

2025年７月から放送が始まり、10月に終了しました。

社交性に欠ける天才魔女が、名門魔法学校で王位継承者を密かに守ることを強いられる物語は、今夏の隠れたヒット作。
美しく洗練されたビジュアルが際立っています。
圧倒的な力を持つ主人公と他者との関わり方を描いた独自の手法、そしてコメディの中に漂うミステリーの要素や重厚なシーンと、必見のファンタジーアニメです。

６位：ガチアクタ

11ポイントで６位です。
６か所で名前が上がり、ベスト３内が２つありました。

裏那圭原作の漫画のアニメ化です。
犯罪者の子孫が暮らすスラム街に生まれた孤児の少年が育ての親殺害の罪で奈落に落とされるバトルアクション。

2025年７月から放送が始まり、放送中です。

新世代マンガの最高峰の一つと称される理由が証明されました。
不正義と社会的不平等に苦しむ世界を描いた本作が視聴者の共感を呼んだのは、力強いメッセージだけでなく、そのストーリー展開の巧みさも大きな要因です。
躍動感あふれるアニメーション、手に汗握るバトル、優れた世界観、ビジュアル、そして独特のアンダーグラウンドな雰囲気を持つキャラクターデザインなど、バランスの取れた作品となっています。
物語が進むにつれてますます面白くなり、誰もが応援せずにはいられないでしょう。

さて、半分来たので、ワーストとして選ばれていた作品の紹介に入ります。
あくまでもそのサイトで選ばれていただけなので、ファンの方、怒らないで下さいね。

ワーストに選ばれていたアニメ

名前が挙がっていたのは７作品、簡単なコメントと一緒に載せさせていただきます。

盾の勇者の成り上がり Season 4（盛り上がる音楽と派手な戦闘シーンがあるにも関わらず退屈）
ふたりソロキャンプ（ただただ気の毒に思う作品）
桃源暗鬼（感謝祭の安物の七面鳥をオーブンで12時間放置したような出来損ない）
渡くんの××が崩壊寸前（無理矢理な恋愛、興味を惹く要素無し、面白みも無い）
ブサメンガチファイター（もっと大きな可能性を秘めていると期待していたが退屈なだけだった）
異世界黙示録マイノグーラ〜破滅の文明で始める世界征服〜（そんなに酷くはないが見応えのある作品が山ほどある今期、時間の無駄に感じてしまった）
ニャイト・オブ・ザ・リビングキャット（アイデア自体は面白かったが、どの話も似たような展開ばかり）

ファンの方、すみませんでしたっ。

ではランキングに戻ります。

同率４位：２作品

13ポイントで４位です。

タコピーの原罪

６か所で名前が上がり、ベスト３内が２つありました。

タイザン5原作の漫画のアニメ化です。
複雑な家庭事情で学校で虐められている少女とタコ型地球外生命体の交流サスペンスドラマ。

2025年６月から放送が始まり、８月に終了しました。

全６話という限られた時間の中で、重くショッキングな問題を扱うため、心の弱い人には向かない。
児童虐待、壮絶な虐め、自殺。
少女が恐ろしいことを犯すよう駆り立てられる様子に、思わず息を呑む。
嫌悪感を覚える場面がいくつもあり、物語は魅力的だが、テーマは痛々しいほど現実的で、その構成は残酷と言える。
しかしこれは、視聴者に衝撃を与える以上のことを試みている作品だ。

光が死んだ夏

８か所で名前が上がり、ベスト３内が１つありました。

モクモクれん原作の漫画のアニメ化です。
山間部の集落で生活する少年と、行方不明になり戻ってきた親友を描いた青春ホラーサスペンス。

2025年７月から放送が始まり、９月に終了しました。
２期制作が決定しています。

日本では夏はホラーの季節。
背筋が凍るような感覚は暑さをしのぐ方法の一つだと言われています。
『光が死んだ夏』は、宗教色の強い小さな町で、ゲイのティーンエイジャーとして生きるという、最も恐ろしい体験の一つ、あなたの血も凍るほどの恐怖を描いています。

ジャンプスケアで恐怖を煽るだけでなく、フォークホラーの典型的な不穏で、閉塞感のある雰囲気を醸し出すことで、恐怖を増幅させています。
町の超常現象や光の体に宿る妖気の存在の謎をゆっくりと解き明かしていく一方で、死、悲しみ、実存的な恐怖、友情、そしてアイデンティティといった、繊細なニュアンスに満ちた作品となっています。
この独自の設定こそが、他に類を見ない、深く考えさせられる物語にしているのです。

３位：その着せ替え人形は恋をする Season 2

17ポイントで３位です。
８か所で名前が上がり、ベスト３内が４つありました。

福田晋一原作の漫画のアニメ化です。
コスプレ好きのオタク美少女と雛人形の職人を目指す男子高校生のラブコメディ。

2025年７月から放送が始まり、９月に終了しました。

注目すべき点がたくさん！
まず技術面は創造性のある傑作、アニメーションの綿密な表現、人形劇の幕間、作中のカニバリズムゲームを現実のものにして欲しい。
史上最高のOPとEDの組み合わせ、迫力満点のポップロックとギャル美学の讃歌。
優れたキャラとテーマ、ロマンチックコメディ屈指のカップル。
新キャラのアマネとアキラがお気に入り。
自分の情熱に従い、ありのままの自分を愛する最高の物語です！

２位：薫る花は凛と咲く

19ポイントで２位です。
７か所で名前が上がり、ベスト３内が５つありました。

三香見サカ原作の漫画のアニメ化です。
底辺男子校に通う主人公と、隣接するお嬢様女子校に通う女子とのラブストーリー。

2025年７月から放送が始まり、９月に終了しました。

おそらく2025年夏アニメ総合点において最高の作品。
恋愛作品にこれほどハマったのは久しぶり、おそらく『ホリミヤ』以来です。
派手なところはなく、ごくありきたりなラブストーリーですが、演出とキャラクター描写が非常に美しく描かれています。
キャラクターを成長させるため、不安といった深遠なテーマを臆することなく掘り下げ、CloverWorksはキャラクターたちの葛藤や独白を説得力のある形で描き出しています。
この作品は、恋愛アニメに必要な要素を全て備えています。

１位：ダンダダン Season 2

25ポイントで１位です。
９か所で名前が上がり、ベスト３内が７つありました。

龍幸伸原作の漫画のアニメ化です。
幽霊の存在を信じる女子高生とUFOの存在を信じるオタクの少年が怪奇現象と戦うオカルティック怪奇バトル。

2025年７月から放送が始まり、９月に終了しました。
３期制作が決定しています。

2024年に前例のない成功を収めたにもかかわらず、今作もファンの期待をはるかに超える作品となりました。
2025年で最も野心的なアニメ作品の一つであり、様々な超常現象の要素を巧みに融合させながらもその本質は損なわれていません。
巧みな色使い、卓越したアニメーション、そして目を奪われるほど美しい戦闘シーンによって、クレイジーな展開を新たな次元へと引き上げています。
近年の少年アニメの中でも屈指の傑作であるだけでなく、サイエンスSARUによる驚異的なビジュアルも評価されています。

参考サイト：
ANIME NEWS NETWORK　SCREEN RANT
　MyAnimeList　liveChart.me　IMDb　COMICBOOK
AnimeTrending　anime planet　AC　ANIMEIGNITE

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